（※本記事はGameWithを否定する記事ではありません）
GameWithのテンポエルフ（ミッドレンジエルフ）の解説動画を見たのですが、プレイミスが5回ありました。今回はその解説です。
動画
動画では3試合しているのですが、今回は最初の1試合分だけです。
声が聞き取りやすく構成もわかりやすいので、とても見やすいです。
よろしければご覧になって一緒に考えてみて下さい。
動画を見なくても、スクショを貼ってあるので大丈夫です。
4ターン目
この場面での行動です。
動画内での行動はメイ+フェアリー+フェアリーで、これはプレイミスです。
ここはメイ+自然の導き+フェアリー×2が正解です。ホワイトジェネラルは殴らず放置でokです。
自然の導きは今の手札ではメイくらいしか使い道がないのでさっさと使い、5,6Tに強い動きのできるカードを引きにいきます。
動画内では導きをティアの再利用に使いたいと言っていますが、この場面でティアの再利用を狙うのは難しいと思います。ティアの再利用を狙うのは、基本的に以下の3パターンだと考えています。
・出したターンに手札に戻すことができる
・複数の進化後フォロワーなどティア以外の処理を強要できる
・相手が進化権を使い切っている
ティアは優先的に除去される対象なので、何もなしに生き残るということはまずありません。
今回の場面では 6Tにティア+導きのみ再利用を狙えるパターンですが、そもそもその動きはあまり強くなさそうです。
6ターン目
フェアリーフェアリー翅の輝きと動いた後、残り2マナでの場面です。
動画では森荒らしへの報いでノーヴィストルーパーを処理していて、これもプレイミスです。
フェアリーサークル+フェアリーが正解です。森荒らしは温存します。
ノーヴィストルーパーは次ターンフェアリーで効率良く倒せます。自分のリーダーが2点受けることになりますが、ライフに余裕があるので特に問題ありません。森荒らしは他にも使える場面がたくさんあり、そこで選択肢を増やす方が良さそうです。
7ターン目
エルフプリンセスメイジ進化から適当に展開してこの場面でターンエンドしていました。
ここでは0コストフェアリーは場に出しておくのが正解です。
既に7ターン目なので、ティアの起動は0コストフェアリー以外でも可能です。リノセウスコンボに使うにしても、ゲーム後半では、0コストである前に場が埋まってしまいがちで、取っておく必要はありません。
9ターン目
ここでの行動は、フェアリー3体で攻撃→エンジェルバレッジ+フェアリー×3でした。
とりあえず0コストフェアリー+導きでドローするのが正解です。風神orシンシアorリノセウスの3種7枚を引ければリーサルです。引けずとも強いフォロワーを引いて制圧しにいきたいです。
それらを引けなかったら、エンジェルバレッジを使います。相手の体力はあと少しなのでフェアリーも可能な限り展開して殴りきりにいきます。
11ターン目
翅の輝きを使えるからとフェアリーを手札に残してエンドしていますが、これもプレミです。1体でも生き残れば、風神orシンシアの4枚で勝てるので、フェアリーも並べておきます。翅の輝きはデッキに残り1枚と少ない上に、1ドローが2ドローになっても勝てる保証はありません。
その他のプレイミス
動画の視聴者のために急いでいるのもあると思うのですが、ターン開始時に行動を即決するのもプレミです。迷うカードがないと判り、手札を読まれてしまいます。高ランク帯では避けたいプレイです。
今回の相手プレイヤーの6Tは読みやすい典型で、手札が3枚残っているのにノーヴィスト+クイブレと、2マナ残す行動を即決しています。ツバキやフロントガードジェネラルを持っていると簡単に予想できます。
逆に、ツバキやエンジェルバレッジなど「今も効果を発動できるけど、後でもっと効果的な場面が来る」カードが手札にある場合には、即決して相手に持っていないと思わせるのが正解です。
