リノ算とは、リノセウスが絡んだダメージ計算のことです。ややこしい計算で、早見表が作られたり専用のアプリが開発されたりしています。
本記事では、私が使っているリノ算の考え方を紹介します。私はランクマッチの大半でコンボエルフを使いMasterに到達したのですが、その際にもずっと使っていた考え方です。
既にリノ算に自信のある方はこちらの問題を。
なぜリノ算は難しいのか
リノ算自体は小学生でもできる足し算ですが、なぜ難しく感じるのでしょうか。
個人的にはそれは、考えていることが多すぎるからだと思います。
以下ではキホンと3つのコツを紹介しますが、それらは考えることを減らすための方法です。
キホン
リノセウス+手札に戻すカードはターンの最後に使います。
ここから考え始めて、その前に何枚カードを使えるか数えます。
ただし、複数のリノセウスと手札に戻すカードが同時に手札にある場合、余ったリノセウスをより最後に使います。
例1:手札が「フェアリー、リノセウス、導き」のとき
フェアリー → リノセウス → 導き → リノセウス
例2:手札が「リノセウス、リノセウス、導き」のとき
✖ リノセウス → リノセウス → 導き → リノセウス(7ダメージ)
〇リノセウス → 導き → リノセウス → リノセウス(8ダメージ)
コツ①
『リノセウスの攻撃力=(このカードを含む)このターンプレイしたカードの枚数』
と考えます。
例えば、1枚目なら当然1で、3枚目なら3です。こうすることで、より直感的に考えることができます。
コツ②
手札に戻すカードのコストを、
『リノセウスと組み合わせたときのコスト』
と考えます。
例えば、自然の導きなら1+2=3コスト、妖精のいたずらは2+2=4コストです。
コツ③
手札に戻すカードによって増えるダメージは、
『直前のリノセウス+2ダメージ』
と考えます。
例えば、リノセウス → 導き → リノセウスなら1回目のリノセウスが1ダメージなので、導きは1+2=3ダメージ、計4ダメージです。
これらを使えれば、ほとんどのリノ算はスムーズに解けると思います。
さっそく例題を解いてみましょう。
例題①
ややこしそうに見えますが、先ほどのキホンとコツを上手く使っていきます。
【考え方】
まず、リノセウス+導きの2+3=5マナをターンの最後に使いたいと考えます。よって、それ以前に使えるのは3マナ分です。3マナ分だとフェアリー二枚とメイ、ワンダーエルフメイジの4枚を使うことができます。
1回目のリノセウスは5枚目に出すので5ダメージです。戻して2回目に出したリノセウスは、先ほどのリノセウス+2の7ダメージで、合計は5+7=12ダメージとなります。進化を合わせれば14ダメージで、相手を倒せます。
【解答】
行動:0コストフェアリー、0コストフェアリー、メイ、ワンダーエルフメイジ→リノセウス→導き(リノセウス戻し) → リノセウス、進化
ダメージ:14
例題②
【考え方】
リノセウスを最後に使いたいので、リノセウス+導き+リノセウスの2+3+2=7マナを最後に使いたいと考えます。残りの2マナ分ではフェアリー×2の2枚をプレイすることができます。
1回目のリノセウスは3枚目に出すので3ダメージです。戻して2回目に出したリノセウスは、先ほどのリノセウス+2の5ダメージです。最後のリノセウスは直前のリノセウス+1の6ダメージで、合計は3+5+6=14ダメージとなります。進化を合わせれば16ダメージで、相手を倒せます。
【解答】
行動:フェアリー、フェアリー → リノセウス → 導き(リノセウス戻し) → リノセウス → リノセウス、進化
ダメージ:16
おわりに
いかがだったでしょうか。はじめは慣れないかもしれませんが、表やアプリがなくとも時間内に計算を終えられると感じていただければ嬉しいです。
自信がついたら冒頭の問題にチャレンジしてみてください(・ω・)ノ
もっと良い考え方やコツがあったら、コメントから教えてくださるとうれしいです。