ファミ通カップで使ったドロシーウィッチについて解説します。
(※ルーンの貫きナーフ前の記事です)
はじめに
前回の記事で、高い勝率を誇るコンボエルフ+ドロシーウィッチを使うことにしました。また、特定のデッキに対するメタデッキは厳しいだろうという考察をしました。
ということで、メタデッキよりもミラーマッチを意識したデッキになっています。また、コンボエルフもドロシーウィッチも後攻の方が圧倒的に勝率が高いのですが、ミラーマッチの勝負がそこで決まるのを嫌い、先行でも勝てることを重視しています。
デッキレシピ
勝ち筋
どのデッキにおいても勝ち筋が最も重要だと考えているので、そこから書いていきます。
大量展開とバーンでライフを削り切る
軽量スペルやクラーク、ドロシーから大量展開してライフを取り、足りなかった分をバーンカードで補って勝ちます。当然ですが、ドロシーは他の手札に関わらず1枚でこの勝ち筋を達成できるので、超パワーカードです。ほとんどの試合はこの勝ち筋で勝ちます。
ただ展開力が強いのではなく、1ターンで処理できないほどの大量展開ができるのがドロシーウィッチの凄い点で、試合でもそれを積極的に狙っていきます。例えば、先行4ターン目でお互いの場は空であるとき、手札のゲイザーを出すことができても出さない方が良いことも多いです。後攻4ターン目の進化で簡単に返されてしまうより、5or6ターン目で1ターンで処理できないほどの大量展開をし、返しのターンに残ったフォロワーでライフを取る方が勝ちに繋がるからです。
リソース差で勝つ
アグロデッキ相手にしのぎ切ったときや、ビショップの除去が切れたときに起こります。ほとんどないパターンで、そもそもドロシーを引くこと前提なので、構築段階では意識していません。
採用・不採用カード
氷像の召喚
「1ターンで処理できないほどの大量展開」でライフを取るという勝ち筋に、マッチしたカードです。エルフに対しても非常によく刺さります。3積みも試してみましたが、さすがに多すぎて腐る場面が多かったので2枚です。
エンジェルスナイプ
「1ターンで処理できないほどの大量展開」のための軽量スぺルとして優秀ですが、先行+ドロシーなしの場合にすぐに手札が切れてしまう点を考えると他のカードを優先したく、入れませんでした。
フレイムデストロイヤー
相性が微不利なビショップに対して役に立つカードですが、他では微妙です。特定のデッキをメタる構築は結局勝ち残れないと考えていたので、入れませんでした。
マリガン
基本キープ:知恵の光、クラーク、ドロシー
ドロシーを引いていたら:クレイグ、練成
相手がヴァンパイアかつ後攻:レヴィ
クレイグは常にキープするという方も多いですが、個人的には「1ターンで処理できないほどの大量展開」に繋げるほどのパワーはないと考えているので返します。
アグロヴァンパイア相手はある程度ライフを守らねばならないので、レヴィはキープします。
相性
有利:コンボエルフ、アグロヴァンパイアなど多くのデッキ
微不利:コントロール寄りのビショップ全般
普通:ミッドレンジドラゴン、秘術ウィッチ
最近秘術ウィッチを使っていて、ドロシーに有利を取れている気がしているのですが、自信がないので普通にしています()。
プレイング
以前の記事で少し書いたので、よろしければ参考にどうぞ。
以上です。
それでは(・ω・)ノ