カラッポメモ

TCGについて書きます

【旧裏】ドンベトンのラッキーLO -デッキ解説

2019/5/3に開催された第一回杉並旧裏杯で使用したデッキの解説です。杉並杯用に組んだデッキですが、新殿堂でも使えます。オフ回のレポートは後ほど。

このデッキは、旧裏における邪悪な要素が絡み合ったデッキで、上手く解説できる気がしないです。そのくせ8000字強もあるのですが、お付き合いいただけると幸いです...。文章の流れは特にないので、要所要所読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 

 

概要

ドンファンの技「こうそくスピン」でキョウのラッキーを壁にしながら攻撃するデッキです。キョウのラッキーはセキチクシティとのコンボで何度も回復する強力な壁として機能します。おまけにベトベトンも立てて嫌がらせします。

中盤以降、こうそくスピンでサイドを取り切れなそうな場合は、キョウのラッキーとセキチクシティでの遅延に注力して相手の山札を削り、くすぐりマシーンとにせオーキドはかせのコンボでライブラリアウト(デッキ切れ、以下LO)による勝利を狙います。

 

デッキレシピ

ドンベトンのラッキーLO

ポケモン 16
ドンファン 2
ゴマゾウ(neo1) 3
ベトベトン1 ★★★★
ベトベター(化石) 3
_のラッキー(キョウのラッキー) 3
キョウのポッポ LV.15 1
ピチュー(イントロ) 2
エイパム(neo1) 1

トレーナー(ドローソース) 15
オーキド 4
ウツギ 4
クルミ 4
マサキ 1
ポケモンギア 2

トレーナー(その他) 20
セキチクシティジム 3
抵抗力低下ジム 1
ポケモン交換おじさん 3
礼儀作法 1
夜の廃品回収 3
エネルギーリムーブ 2 ★★×2
くすぐりマシーン 2
にせオーキドはかせ 1
リサイクル 4

エネルギー 9
闘エネルギー 9

※使用可能レギュ: 杉並殿堂2019新殿堂ランク

前提:旧裏のリソースに関する認識

デッキについて解説する上で、そもそも旧裏におけるリソースに関しての私の認識(当然ですが私が一から考えたなどという意味ではないです)を書いておかないと、ただのごちゃまぜデッキに思われてしまうかもしれないので、そこから書いていきます。

多くのデッキでは強引にリソースを増やしている

ポケモンカード旧裏の多くのデッキでは、サイド6枚を取り切るというストーリーを作るためのリソースが不足しがちです。要因として、他シリーズと比較してHPに対して技の火力が低かったり、ポケモンexがいなかったりすることが挙げられます。リソースの中でも特にエネルギーと山札が足りなくなりがちで、それを解消するために夜の廃品回収エイパムで強引にリソース切れを防ぐデッキが多いです。

なので、それらを攻略してしまえば簡単にリソース切れで勝ててしまいます。今回のデッキではくすぐりにせオーキドでエイパムや廃品回収をぶち抜いてLOを決めます。この点は前回の関東旧裏オフ用に構築した 【エリウツ特訓ジム】でも意識しており、このときは逃げエネを要求することで廃品回収込みでもエネを足りなくしたり、エリウツの圧力や笛香水でエイパムを封じてしまったりというコンセプトでした。

最強のリソース破壊は"相手の"オーキドはかせ

先ほど廃品回収やエイパムを攻略してしまえば簡単に勝てると書きましたが、ではなぜ、それらを攻略できてLOに特化している【ファイヤーLO】がどの殿堂でも環境上位にいないのでしょうか?個人的にはその原因は、"相手自身による"リソースの消費を促せないからだと考えています。

旧裏においてリソースが足りないという話をしましたが、リソースが足りなくなる一番の要因はオーキドはかせです。オーキドはかせは場を展開する上では間違いなく最強のカードですが、同時に手札を全て捨てて山を7枚も削ってしまいます。これが終盤のリソース切れに繋がるわけです。

ですが、【ファイヤーLO】では、ベロリンガ(ジャングル)等で遅延するだけで場にかける圧力が小さいため、相手側はオーキドはかせで場を展開する必要がなく、リソースが切れないわけです。

一方このデッキでは、50打点あって倒すのも難しいドンファンで圧力をかけることで展開を強要し、相手にオーキドはかせを使わせた上でLOを狙います。この点も前回の 【エリウツ特訓ジム】でも意識していて、このときは50打点でベンチを攻撃できるエリウツで展開を強要しました。

説明の都合上オーキドオーキドとばかり書きましたが、もう一枚の最強展開札のウツギも同様で、相手にウツギを切らせることは、山の消費と終盤の山回復手段の減少に繋がり、結果としてLOを狙いやすくなります。

プレイング

大局的な視点が重要なデッキなので、プレイングについても書きます。

序盤

無理のない範囲で早くドンファンベトベトンを立てます。オーキドで廃品回収やくすぐりにせオーキドを捨ててしまってもOKです。ただしオーキドとウツギはなるべく捨てないようにします。山を薄くするためのドロソが減ってしまうと後半困ってしまうので。

ドンファンが役に立たなそうなマッチアップでも、1体目のドンファンは基本的に育てます。こちらがドンファンを立てることにより相手に展開を強要できて、リソースを削ることができ、結果LOに繋がるからです。

中盤

ドンファンを立てた後は、キョウのラッキーを壁にしながらこうそくスピンで攻撃していきます。基本的にはキョウのラッキーは瀕死になったときにセキチクでデッキに戻し、エネが2枚以上あってまだ攻撃を受けれるときは、エネ貼って逃がしてもう一度攻撃を受けさせます。当然ですが、ドンファンの2体目が必要なときは、そちらにエネを優先させます。

また、遅くともこのタイミングでLOプランを取るかどうかも考えます。大前提として、LOプランはかなり強力で頻繁に使用します。相手が闘抵抗持ちのポケモン主体なら基本LO、サイド差が取り返せなそうならLO、相手が展開する過程でリソースを消費すぎていたらLO。LOを見ると決まれば、リサイクルやエイパムでくすぐりニセオーキドを回収したり、ラッキーたまごでくすぐりにせオーキドをデッキに戻してからオーキドを使ったりします。一応、エイパム不採用の相手に対しては、くすぐりにせオーキドを決めなくても勝てるので、臨機応変に立ち回ります。

終盤

ドンファンで押せていたらそのまま押し勝つだけ。ドンファンは相手をベンチと交換させてしまう都合上、中々サイドを引かせてもらえないときもあるので、そこも考慮してじっくり攻めます。

LO狙いならセキチクラッキーで遅延します。セキチクで表が出れば勝手に粘れますが、もし裏ばかり出るときは、なるべくキョウのラッキーをきぜつさせないように立ち回ります。最悪ベトベター等を盾にして相手にサイドを渡してしまっても大丈夫です。キョウのラッキーが倒されてしまい、山と場にあるキョウのラッキーが減ってしまうのが一番困ります。

どちらのプランにせよ終盤求められるのは、セキチクで戻したラッキーを引き続けて壁を維持することです。そのために重要なのは序盤から意識して山を薄くすること。薄くなればなるほどセキチクで戻したラッキーを引きやすくなります。うっかり山切れしそうになってもエイパムで持ち去ればいいだけなので、普通のデッキとは違うという認識で、終盤でも綺麗に回して躊躇せず山を減らします。

 

カード解説

ポケモン

ドンファン 2 ゴマゾウ(neo1) 3

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このデッキ唯一のアタッカー。技「こうそくスピン」は、攻撃しながらベンチに逃げれるチート性能。「攻撃したポケモンはバトル場にいたままなので、相手に攻撃され返されるリスクを負う」という、ポケモンカードの根幹にある原理をガン無視して一方的に攻撃することができます。ベンチへの攻撃手段がないとほぼドンファンを倒すことはできません。ドンファンを使ったデッキは昔から数多く存在します。
参考:
【ドンベトン】(※杉並殿堂) -ポケモンカード有象無象
【害悪ドンファン】(※新殿堂) -ポケモンカード有象無象
【ドンベトン】(※旧殿堂) -Daydream Holic Night 

このデッキでは同時に3体立てることはないし、そこまで急いで立てる必要もないし、終盤山を薄くするために不純物は減らしたいしで、2-3ラインの採用。

ベトベトン 1 ★★★★ ベトベター(化石) 3

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雑に強いので採用。特殊能力を使って90点以上を出してくるデッキを封じたり、わるクロに耐性ができたり、ベトベトンが苦手な超に相手にはキョウのラッキーで耐久からのLOが刺さったりと相性は良いです。また、普通のデッキではベンチのベトベトンを呼ばれるのが気になりますが、このデッキではドンファンを呼ばれても辛いのであまり気になりません()

色々と利点を書きましたが、実のところ、ベトベトンがいなくても勝てるマッチアップも多いので、ここは自由枠寄りです。

環境的にベトベトンはなるべく早く立てたく、倒された後もすぐに立て直したいため、1-3ラインで採用。

_のラッキー(キョウのラッキー) 3

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ドンファンからバトル場に出したり、単純にLOのための遅延だったりで使う壁役のポケモン。HP90逃げ1の時点で優秀ですが、後述するセキチクシティとのコンボで、80点以下の火力相手に対して非常に強力な壁として機能します。

技「ラッキーたまご」も地味に便利で、雑に打ってオーキドウツギを探しにいったり、オーキドからリソースを守ったりできます。

今回は3枚で十分だと判断しましたが、環境に合わせて4枚にしても強いです。代わりに減らす候補はベトベター、マサキ、廃品回収、ピチュー、キョウのポッポ辺りです。

キョウのポッポ LV.15 1

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闘抵抗を持ったキョウのポケモン。ラッキーが壁として機能しない闘相手に、強力な壁として活躍します。他にも闘抵抗を持ったキョウのポケモンはいますが、ミラーでこうそくスピンを2回受けれるHP50のキョウのポッポLV.15を採用しました。

ピチュー(イントロ) 2

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壁役として使うベイビィが2枚欲しかったので採用。瀕死のラッキーがセキチクに失敗したときにベイビィで1ターン粘って再度セキチクに挑戦したり、90点以上の打点やベンチ狙撃をしてくる相手に出したりします。逆にそれ以外のときに壁として使うには正直微妙です。

今回は負け筋を減らすため、ヤミカラス(neo1)にロックされても一応殴れるピチューを採用。このデッキのたねポケモンは全て、一応殴れるポケモンかデッキに戻せるポケモンになっています。

エイパム(neo1) 1

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くすぐりニセオーキドやスタジアム等のトレーナーを回収できるポケモン。山切れ対策でも使います。

技「もちさる」は「こうそくスピン」と同様に壁ポケモンに逃げられるので、このデッキでは使いやすいです。が、手札消費が激しいのと山が厚くなってしまうのとで、どうしても必要なときしか使わないです。

 

トレーナー(ドローソース)

セキチクで山が厚くなること、ドロソ事故による負けを減らすことを意識して、一般的なデッキより安定する配分にしてあります。

オーキド4 ウツギ4 クルミ4 マサキ1

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オーキドウツギは最強なので4。オーキドからリソースを守れるクルミも4枚。マサキはあまり強くないですが、枠が余ったときに比較的不安なのがドロソだったため1枚採用。

ポケモンギア2

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オーキドウツギの水増し。初手にオーキドウツギがない状態でも、ポケモンギアを使えば約7割で引いてくることができます。旧裏は初動でオーキドウツギを引けないと辛いゲームなので、頼れる存在です。

使用した後はデメリットでトレーナーはそのターン使えず、普通のデッキではテンポロスが気になることもあります。しかし、このデッキでは3ターン目に1進化のドンファンを立てて3エネ付けるのが理想ムーブであり、どうせエネを貼るのがボトルネックになるので、ポケモンギアを使用しても展開速度にあまり影響がありません。加えてラッキーで遅延できるので、展開するのが1-2ターン遅れてもあまり問題ないです。

終盤、地味に揃わないくすぐりにせオーキドを揃えるのにも役立つカードです。

 

トレーナー(その他)

セキチクシティジム 3

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キョウのポケモンをサポートする超強力なジム。毎ターン1/2の確率で、HP90のキョウのラッキーをデッキに戻すことができます。ベトンが立っている状況で、HP90のキョウのラッキーを倒すのは困難なため、粘り強く耐えることができます。

このデッキにおいては、セキチクシティで山が回復するのも非常に強力です。普通の【ドンファン】では、毎ターン50点とクロックに少し不安があったり、技の性質上サイドを取りづらかったり、闘抵抗持ちが多かったりで山が切れる前にサイドを引き切れない試合も多いですが、それを解消してくれます。LOギミックとの相性の良さも言わずもがなです。

オーキドウツギ使用前に雑に貼るために3枚採用。被っても旧裏では同じスタジアムを貼り換えられるので仕事をしてくれます。

抵抗力低下ジム 1

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闘抵抗持ちが辛いため採用。1枚では割られてしまうことも多いですが、一時的にでも闘抵抗を倒してリカバリを強要したり、スタジアムを割らせることを強要したりで相手に展開させ、LOを狙いにいければOKです。

ポケモン交換おじさん 3 礼儀作法 1

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序盤はべトンとドンファンを立てるのに、終盤は_のラッキーを呼ぶのに使います。交換おじ4枚目は使いづらかったです。

エネルギーリムーブ 2 ★★×2

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普通に強いカードですが、このデッキで採用した理由は大きく3点。

1.流行のエリカを採用したデッキの対策
 具体的にはエリカに加えてマルマイン(第一弾)を採用した【オーダイル】【ひかるライチュウ】【バンギラス】等の対策。
 エリカは「相手に3枚引かせてしまっても、デッキの最大値が相手より高ければ勝てる」という理由で採用されています。そこでエネルギーリムーブ。相手のエリカで増えた手札を使って効率よく盤面に貢献できるので、こちらのデッキの最大値を一気に上げることができます。エリカと同時に採用されることが多く、ベトベトンでは少し隙を見せてしまうマルマインに対して刺さるのもポイントです。

2.鋼エネルギー対策
 R団のサンダーなどの闘抵抗持ちに鋼エネルギーを2枚貼られるだけで、こうそくスピンが通らなくなってしまうのでその対策です。エネルギーリムーブだけではリサイクル等で鋼2枚を達成されてしまうこともありますが、2回程度割れればオーキドウツギを多用しなければ鋼2枚は達成できないはずで、LOを狙いやすくなります。

3.LOとの相性の良さ
 旧裏ではエネルギーを貼れていないとどうしようもないので、序盤にエネルギーリムーブを打つだけでオーキドウツギの使用を強要できることがあります。単純に遅延するのにも役立ちます。

これらを意識して1,2が目的のときは丁寧に、3が目的のときは雑に使います。

 

夜の廃品回収 3

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エネが薄いのでリムーブされてもいいように3枚。リムーブの無い相手なら1枚は雑に切ってOKです。

くすぐりマシーン 2 にせオーキドはかせ 1

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くすぐりマシーンで一時的に相手の手札をなくしてから、にせオーキドはかせを使うことで、相手のデッキを一気に7枚削ってLOを決めることができます。7枚削りは強烈で、よく山切れ対策に使われるエイパム程度なら無視してLOを決められます。

LOギミックは、50点クロックと少し打点に不安のあるドンファンや、簡単に遅延できるセキチクラッキーと非常に相性が良いです。ドンファンデッキといいながら、体感半分以上の試合はLOで勝っています。

速攻相手には、くすぐりマシーンを序盤雑に使用して、1ターン足止めするカードとして使うこともあります。このデッキでは1,2ターン目は技を使う必要がないので、コインで裏を出してしまってもデメリットが少ないです。

リサイクル 4

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理論上最強なので4
強い点
 ・オーキドウツギで手札を流す前に使い切れるトレーナー
 ・ドロソ事故が起きたときにオーキドウツギに変換できる
 ・くすぐりにせオーキド回収
 ・エネルギーリムーブ回収
 ・スタジアム貼り替え合戦になったとき4枚目以降のセキチクシティジムになれる
 ・倒されたベトベトンを即復帰
弱い点
 ・コイン裏

エネルギー

闘エネルギー 9

1体目のドンファンを立てるのには困らない枚数。足りなくなったらその都度廃品回収します。

かなり少なく見えますが、調整するたび減っていって9枚になりました。終盤のセキチクラッキーループに向けて山を薄くしたいのですが、そのときにエネが邪魔になりがちです。

デッキ相性・環境

現状メタられていないこともあって、有利な相手が非常に多いです。パッと思いつく杉並殿堂で強いデッキに対しては基本的に有利です。
【ワニマイン】【カメックス】【R団のサンダー】【エンテイカルゴ】【スライ】【ハガネール】etc...

調整段階で、【カメックス】(ヌオー型フリーザーなし)にベトン前にぶん回りされても有利だったので、そもそものデッキパワーがかなり高いです。

杉並殿堂環境では突風の採用が減ってきたことも追い風です。先ほど挙げたような主流のデッキに対して突風があまり効果的でないので、環境が進んだ結果だと思いますが、ドンファンにとっては好都合です。
参考:
第10回関東旧裏オフ 使用デッキ解説(オーダイル)-だい3のめ
【旧裏】ワニマイン -えぼそのブログ


また、ドンファンとLOの組み合わせが極悪で、従来の【ドンファン】で苦手だったはずの相手に対して逆に有利なのが非常に厄介です。

 ・【わるクロ】:ベトンとキョウのラッキーが厄介でサイドを引き切れずにLOされる
 ・【わるゲン】:セキチクで抵抗力低下ジムを割られてキョウのラッキーを倒せずLOされる
 ・ベイビィ:ベイビィでドンファンをけん制するだけでは、LOが近づくだけなので微妙
  ・フォレトス(neo2):べトン型なので効果なし
  ・ピチュー(neo1):特殊能力持ちはベトンだけなので効果なし
  ・ドードリオ(ジャングル):よく逆指名と同時に採用されていて、実は無理なく【ドンファン】に対抗できるポケモン。ですが、こちらから殴らなければ10点しか出せず、LOが近づくだけなので微妙

苦手なものとして以下が挙げられますが、適当にこの要素が入っただけだとLOで無理やりひき殺されることも多いです...。
 ・一部飛行ポケモンヤミカラス(neo1)、ファイヤー(化石)、ホウオウ(PF3)、ホウオウ(neo3)
 ・草で50点以上かつ突風:【ニドリーナ】【エリカのウツボット
 ・くすぐりニセオーキド

このデッキを事前に見せていた相手がいたこともあって、自分でも対策デッキを少し試していたのですが、実用レベルのものは【ニドリーナ】しか作れませんでした。【オーダイル】や【ドンファン】を太く見るならアリですが、多種多様な杉並環境には合っていなそうです。
 

おまけ

不採用のカード

コラッタ(R)、ロケット団参上!

サイド落ちしたカードを回収できる組み合わせ。このデッキでは1積みのカードが多いですが、べトンを立てた後はわるふざけが使えなくなってしまうので、ほぼべトン回収専用カードです。不採用の理由は2点。

1.仕事をする確率が比較的低い
 べトンがサイド落ちする確率は約10%。決して低い確率ではありませんが、このゲームでは他の確率も低くなくて、例えば、オーキドウツギクルミ4投のデッキで、初手にオーキドウツギを引けない確率は約31%あります。ロケ参コラッタの2枠をポケモンギア2枚にすると、オーキドウツギへのアクセス率を約5%上昇させられます。
 加えてベトンを立てなくても勝てるマッチアップも多いです。杉並オフでは2戦/4戦べトンがサイド落ちしましたが何とかなりました。

2.サイドから回収しても遅い
 サイド落ちしたベトンは、ロケ参を引き当ててコラッタを場に置く必要があるので立てるのに数ターンかかりがちです。そうなると環境で主流の【カメックス】【エンテイカルゴ】やマルマインのエネエネに対して特殊能力ロックが間に合っていません。

などと書きましたが、杉並杯では【カメックス】にも【エンテイカルゴ】にも当たらずにわるクロ相手でべトンが落ちたし、他ではベトンがいらない試合も多かったのでコラッタだけでも入れた方が良かったかもしれません。(べトンを立てないことも多いならコラッタは普通に優秀です)

 

デッキができた経緯

2月、某氏からDMで情報が...(当方、情報交換・相談を歓迎しております)

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ということで、試したら極悪デッキでした。この極悪デッキを意識しすぎたあまり、ここ数か月間歪んだデッキばかり組まされる苦悩を味わっていました。情報共有者も被害に遭っています( 第1回杉並旧裏杯使用デッキ(杉並殿堂2019) -uiblogのブログ)。

いつもよりは丁寧にデッキ解説を書いたつもりですので、気が向いたら試してもらえると有難いです。次回のオフではガチガチにメタられて使い物にならなくなればいいなと思っています()